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移植と鉄コーティング直播を組み合わせることで 個人でも20haは十分できる!

  • 新潟県上越市 / 萩原 浩亮さま
  • 経営内容:水稲14.7ha ※
    【移植】主食用米:こしいぶき301a+コシヒカリBL 120a
    【鉄コーティング直播】 主食用米:コシヒカリ289a・こしいぶき159a 輸出用米:あきだわら260a+コシヒカリ98a 飼料用米:いただき242a
  • 栽培管理
  • 新潟県
  • 萩原浩亮さま
  • 2015/12/01

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平成24年に、地域で先駆的に鉄コーティング直播に取り組む「お客さまの声」として、『鉄コの教室』で年間密着レポートをお届けした新潟県上越市の萩原浩亮さま。あれから3年、鉄コーティング直播が今、萩原さまの営農にどのような効果をもたらしているかお聞きしました。

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鉄コ直播に取り組んで一番喜んだのは家内でした

私は、鉄コーティング直播のメリットは、大きくは「コスト削減」、「補助者の軽労化」、「作期分散による適期収穫」だと思っています。鉄コーティング直播に取り組む前は、苗を1300枚ほど購入していましたので、苗代が100万円ほど掛かっていました。コストダウンを図るにはどうしたらいいか色々考えて、新潟クボタから提案された鉄コーティング直播に取り組むことにしました。実際に取り組んでみたら、コストが1/4くらいまで下がったんですよ。これは効果があったなと。

でも一番喜んだのは家内なんですよ。当時、軽トラックへの苗箱の積み込みが一番大変だったので、それを手伝ってもらってたんですが、荷台の上まで苗箱を上げるのは女性にとって大変だったなと思います。ましてや家内は農業未経験者だったですからね。鉄コーティング直播に取り組んで、それがなくなっただけでも良かったなと今でも話をしています。

効率よく直播を管理するために直播で作期分散を図っています

今も私は個人経営なのですが、2年前に、私の住む大西地区で農事組合法人大西が設立したことから、組合に一部圃場を持ち込んで参加しています。組合の経営面積は23ha。私を含めて9名で運営しています。現在、私は自作地については、全圃場、鉄コーティング直播にしましたので、収穫適期が移植より遅く、刈取作業は組合関係の圃場の刈取りが終了してから自作地の刈取りに取り掛かれますから、組合のオペレータに専念できるメリットがあります。

また、私は組合の圃場管理も6haぐらい任されていますが、すべて移植で作付けしていた時は、どうしても刈り遅れがあったので、組合の圃場にも鉄コーティング直播を取り入れて、うまく適期収穫できるようにしました。今年は、飼料用米として「いただき」という品種を鉄コーティング直播で栽培しました。

移植と直播を組み合わせて作期を分散させることはもちろん、全作、鉄コーティング直播でも、品種の選定によって作期分散が可能だと思います。作期分散で効率よく作業を組み立てて、うまく乾燥調製施設を使えれば、今だったら1人でも20haはやれます。みんな20haは無理だと言いますが、鉄コーティング直播を導入すれば十分できると思うんです

最適な除草体系を見つけるために実証試験を行いました

毎年、課題を持って取り組んで来ましたが、鉄コーティング直播の一番の課題は、とにかく草ですね。今、見てまわると草がほとんどない状態なので、今年は100%良かったなという感じですけど。やっぱり例年、アゼナが多かったんです。経験を積んできて、除草のコツは散布するタイミングにあると思うんです。例年、ちょっと遅かったのかなと。クボタさんの指導やガイドで、初中期剤の散布時期は1.5葉期が目処と言われていますが、もう少し早くてもいいんじゃないかなと思っています。今年は気持ち早く1葉期から1.5葉期の間で散布したので、結果が良かったです。除草回数は2~3回で抑えています。取りきれなかったり、畔際にイボクサがいっぱい出てる方は播くのが遅いと思うんですよ。新潟市へ行くと、草だらけでどうにもならない圃場もあると聞くんですが、やはり除草剤を散布するのが遅いらしいんです。

今年は、クボタさんを通して薬剤メーカーと連携して、除草剤を色々とテストをしました。播種と同時に初中期除草剤としてオサキニを使用した後、除草体系として次に何をつないで解決するか検討したのです。使用した除草剤は「イッテツ」「忍」「アクシズ」です。この結果を基に除草体系をさらに確立させて、来年度も鉄コーティング直播に取り組んでいきたいと思っています。

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