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予測通りの苗立率を確保
苗立ちの良さが鉄コーティング直播の魅力です

コシヒカリ約71%、あきさかり約85%と
予測通りの苗立率を確保
苗立ちの良さが鉄コーティング直播の魅力です

  • 福井県丹生郡越前町 / 農事組合法人みずほ 理事長 清水 則雄さま
  • 水稲18ha 内、鉄コーティング直播7.8ha(コシヒカリ3ha・あきさかり3ha・タンチョウモチ1.8ha) 大麦:9ha、そば:6ha、大豆:3ha 農作業受託:5ha
  • 栽培管理
  • 福井県
  • 農事組合法人みずほ 理事長 清水則雄さま
  • 2016/06/27

5月27日、「農事組合法人みずほ」の皆さまのほ場に出芽・苗立ち調査に伺いました。5月7日の播種から20日。コシヒカリは71.3%、あきさかりでは84.4%と予測通りの出芽率に清水理事長の手応えは十分。同日、動力散布機を使った初中期剤の散布作業を実施されました。

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播種後、7日目に出芽を確認できました!

5月7日は少し柔らかめの田面に播種をして、その後、2日間ぐらい乾かしてから約1週間、田面が出ないように水を張り、除草剤を効かせながら出芽の状態をみていました。コシヒカリもあきさかりも7日目に出芽が確認できたので、その後は少し土がひび割れるぐらい乾かし気味に、種籾に酸素を与える管理をしました。初期除草剤は例年サンバードを使っており、ちょうど出芽時期に除草効果が出てくるようです。サンバードは効きが良いので、初期雑草は抑えられていると思います。

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今年も例年なみの苗立率を確保。
あきさかりは少し出すぎかと思うほどです

鉄コーティング直播の大きな魅力の一つは苗立ちの良さです。いつもコーティング作業をした後、発芽テストでコシヒカリもあきさかりも発芽率が90%以上であることを確認していますが、今日の生育調査の結果を見ても、例年並みに苗立率は良いです。あきさかりについては、種籾の性質なのか、少し出すぎかなと思うほど苗立率が良く、今年も播種量を落としたのですが、来年また少し落とさなければいけないかな、という感じです。

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除草剤は、うちのほ場の雑草の種類に合わせて選んでいます

初中期剤の散布は、例年、苗の1葉から1.5葉を確認したら行うようにしています。今年、中心に使うのは「忍」です。初中期剤は「ゴエモン」「サラブレッド」「プレキープ」などいろいろ使っていますが、どれも良い除草剤で、そんなに差はないように思います。価格もほとんど同じです。除草剤については、うちのほ場に出る雑草に効いているのかというのをみて、次に使うものを決めるようにしています。「忍」は昨年も使いましたから、ここで「慣れ」が出てくるといけないので、もう一年くらいは使っても、次の年には変えようかなと考えています。

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播種前に切った溝が水管理にとても役立ちます

除草は2回で終わらせたいと思っていますが、ヒエが残ったら、この後、クリンチャーバスを散布するかもしれません。今後の状態を見て、ヒエが大きくなった時点で判断したいと思います。その時には苗も大きくなっていますからね。まあ6月の下旬までには判断します。散布後は、1週間ぐらい水を張り、除草剤を効かせたら、間断かん水を行いながら、1ヵ月ぐらいは管理をしていきたいと思います。水管理には、播種の前に切った溝がとても役立ちます。

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*印写真提供/㈱北陸近畿クボタ

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みずほさまは、鉄コーティング直播の先駆者として
他の生産者にとって頼もしい存在です


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株式会社北陸近畿クボタ・鯖江営業所
セールススタッフ・1級農業機械整備技能士
田島 正徳さま



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㈱クボタ アグリソリューション推進部 
齋藤 祐幸 技術顧問
 

初中期剤散布後は、深水管理で処理層を形成させることが大切です

今回、播種粒数が比較的少な目でしたので、コシヒカリの㎡当たりの苗立数は約60本でしたが、実際の栽培を行って、収量に影響が出ないであろう苗立ち数を確保されていると思います。播種した後に水を溜め、約1週間ぐらいで水を落としていく管理で、実際に、田面も硬いので理想的な水管理だと思います。よく見ればノビエなどもありますが、基本的に初期剤もよく効いています。今日、初中期剤を散布されましたので、今後数日は、深めの水管理で処理層を確保する必要があります。でも、まだ3.0葉に届かない状況で、今後生育が進み分げつがとれていく段階ですので、その後は2~3㎝の浅水で生育促進を行っていく必要があります。

みずほさまのいくつかのほ場を見て播種前に切った溝が非常に役に立っているのがよくわかりました。まだ除草剤散布をされていないほ場はしっかりと干されていて、なおかつ周囲の明きょに水が入っております。そのため、ほ場全体は乾いた状態で管理されていますが、土中には必要な水分があります。出芽後、根が土中の水を求め、ぐんぐん根を伸ばしていくという管理を行っている非常に良い事例だと思います。

今年は春から天気が良いので、水を溜めているほ場で表層剥離や藻の発生が非常に多い事例が見られます。その場合、除草剤を播いた後、処理層がある程度できているのであれば、夜間落水してほ場表面を乾かした上で、再度、入水して頂く管理が必要になります。その時、夜間やその後のわずかな時間なら水が無い状態でも、除草剤の処理層は簡単に壊れません。その後も表層剥離等が残るようでしたら、それを繰り返す必要があります。

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