ブロッコリー、キャベツの中間管理作業にKV2200が大活躍!満足度120%と話す、その理由とは お気に入りに追加
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クボタ乗用管理機 KV2200シリーズ

鳥取県|

ブロッコリー|キャベツ|

ブロッコリー、キャベツの中間管理作業にKV2200が大活躍!満足度120%と話す、その理由とは

ブロッコリー、キャベツの中間管理作業にKV2200が大活躍!満足度120%と話す、その理由とは

2020年3月に発売された、ワイドトレッド&ハイクリアランス仕様の乗用管理機「KV2200」。水田はもとより、畑作や転作田でも使うことができ、中耕・培土や追肥、防除などの管理作業を効率化したい担い手から今、注目を集めています。

 


 

クボタ乗用管理機 KV2200シリーズ
ユーザーインタビュー

導入の決め手は、操作性の良さと、足の速さ

 鳥取県の西部に位置する、西伯郡大山町。同地でブロッコリーを核とした複合経営を行うのが、上田陽介さんです。大山町を中心とした地域のブロッコリー栽培は、水田転作として昭和44年にスタート。その歴史は古く、今では西日本でトップクラスの産地となっています。13年前に会社勤めを辞め、ブロッコリー農家に転身した上田さん。現在では初夏どり、秋冬どりブロッコリーを8.5haと、冬どりキャベツ1haを年間通して栽培。ブロッコリーの年間出荷量は、およそ1万から1万3,000ケース(1箱20個入り)に及ぶと言います。

 上田さんが機械の導入にあたり重視するのが、作業の効率化です。年にもよるそうですが、多い時で0.5haから1haほど面積が増えることもあり、家族3人という限られた人数で、大面積をこなす必要に迫られてのことです。「今までは10馬力のトラクタに2連のカルチを付け、管理作業をしていましたが、古くなってきたことから、良い機械はないかと情報を集めていました」。丁度その頃、親しくするJAの担当者から、新しい乗用管理機がクボタから出ると聞いた上田さん。様々な選択肢がある中、「操作性の良さと、足の速さ」に惹かれ、KV2200に決めました。

 既に防除専用機を導入していたため、上田さんは中耕・培土、施肥の専用機として、KV2200を使っています。中耕・培土は、小橋工業の中耕ディスクを、施肥は高精度な散布ができる、ジョーニシの肥料散布機を使用しています。3点リンクを採用するKV2200は、国内作業機とのマッチングが、拡大中(一部、マッチングできないものもあります)。この1台で、様々な作業が行えます。  

作業効率が2倍にアップ!思った以上に作業がはかどる

 「以前はブロッコリーの中耕・培土、施肥の同時作業(3うね同時)が、10aの面積で3、40分もかかっていました。だけど今は15分ほど(時速3~4kmの場合)で終わります。もちろん、馬力や作業機の能力差はありますが、作業効率が2倍アップしました」。余力ができたことで、規模拡大にも対応できると言います。「日々、作業に追われる中で、例えば明日から雨が続き、今日しか作業できないという時、半日で管理作業を終わらせ、あとの半日を他の作業に充てるなど、融通が利くようになりました。後の定植や防除も、遅れずこなせることも利点です」。

 適期作業ができるようになったことで、メリットを感じるのは、「特に中耕・培土。除草を兼ねるので、作業のタイミングが少しでも遅くなると、作物が雑草に負けるんです。ほ場1枚をダメにすることもあって、何よりも大事です」。作業の遅れは、収入減に直結することから、KV2200は安定した品質・収量を確保するための戦力になっていると言います。  

ストレスがないスムーズな運転操作に満足

 上田さんは、キャベツの管理作業も同じ機械化体系で行い、「年間を通して、KV2200の登場回数は多い」と、言います。また、作業効率だけでなく、操作性についても、高く評価しています。なかでもHSTと4WSについては、「ほ場や作業によって、速度を頻繁に変えるので、重宝しています」。

 KV2200は、作業条件に合わせて、4つの操舵方式が選べるようになっており、「うちは傾斜地も多く、ズレることもあるので、FWSと4WSが自動的に切り替わるAUTO(オート)で作業しています。ボタン1つで操舵が切替えでき、便利です。HSTとの相性も良く、ちょっとした微調整もしやすい。操作ストレスが全くと言っていいほどないです」と、スムーズな運転操作に満足されています。  

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最低地上高が高く、ブロッコリーが大きくなっても、管理作業ができるのが良い

 1年通して使ってみて、120%満足していると話す、上田さん。今回、トラクタからの乗換えでしたが、「ブロッコリーが大きくなると、作業するにもトラクタがつかえて、ほ場に入れなくなるんです。その点、これは最低地上高が770㎜と高く、背丈が高くなっても作業できるのが良いですね」と、評価されます。KV2200は、1470㎜のワイドトレッド仕様で、左右のタイヤを反転させると、さらに310㎜広げることも可能。大きな作物をまたいで、作業できます。

 その他、「タイヤ幅が広いトラクタに比べ、これはタイヤ幅が狭いので、単位面積あたり、取れるうね本数も変わってきますし、ほ場を有効活用できるのも良いですね」と、乗換え理由を挙げます。「僕の知っている限りで2人、同時期に導入した方がいます。『作業効率が上がって、良い』という声は聞きました」。

 今後、「従業員を新たに迎え入れて、面積も増やしていきたい」と、目標を掲げる上田さん。その挑戦に、KV2200が応えられることも多そうです。  

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