進化した植付け体験
スマートな作業で、田植の未来へ。
新スーパーゆう優ターン
植付作業時の隣接旋回において、ハンドル操作だけで植付部の昇降操作、植え揃えを自動で行います。従来の「ハンドル切れ角センサ」と「後車軸回転センサ」を使用したシステムから更に進化しました。


車速(GNSSユニットで検出)に連動して自動的に植付部の下降タイミンクが変更される「旋回確度制御」が追加されました。従来機同様のハンドル切れによる「舵角制御」も選択できます。
●新自動植付「旋回角度制御」
GNSSユニットで車速を検出。
車速に応じて②植付部下降タイミングが変化する。
※車速が速い:下降タイミング早
※車速が遅い:下降タイミング遅
ハンドル操作だけでカンタンに旋回
旋回時、ハンドル操作に合わせて植付部が自動昇降。さらに植付クラッチの「入」「切」、回転マーカの出し入これも自動で行います。
植え揃え操作が不要
180度ターンすると自動で隣接条に合わせて植え始めます。植え終わりの位置と植え始めの位置が揃います。
※ほ場の条件によって若干のズレが生じます。
省力化、低コスト化に貢献。
植え始めのラインが揃うので補植作業が減ります。また、施肥ムラが低減されるので、肥料代の節約にも貢献します。
クボタの“スーパーゆう優ターン”は、ココがすごい。
⚫︎エンジンを切っても前の作業状態を記憶。
苗補給や休憩でエンジンを切っても、前の作業状態を記憶しているので再設定不要で作業を再開できます。
⚫︎U字旋回とL字旋回を判別。
旋回時の植え終り位置と機体の状態を正確に計算するので、L字旋回やどんつきバック旋回時も隣接条に合わせて植え始められます。
⚫︎旋回後の施肥ムラを低減。
旋回後は、植付クラッチより早く施肥機が駆動するので肥料散布のムラを低減できます。
2WAY予備苗載台

予備苗載台のレール式↔段積み式の切替えが行えます。レール式は上段1+下段3枚の合計4枚、段積み式は上段から1+1+2枚の合計4枚の構成です。
苗箱回収機能(苗箱ラック)

補給後の置き場所に困っていた苗箱を片側4枚ずつ収納できます。補助作業者は苗箱をまとめて回収できます。
大型センターフロート

センターフロートを大型化しました。田面の様々な変化や耕盤の凹凸に対して、植付部の追縦性が向上し、植付深さが安定します。
四輪独立サスペンション

常に四輪それぞれが耕盤に接地するので、機体の傾きを防ぎます。長時間作業でも快適です。
新ゆう優ロータ

形状や配置を見直し、整地性能と扱いやすさを向上しました。
新形状ロータ
形状を見直すことで、荒れた田面だけをならし、田面下への脱器を最小化。
カンタン手元調整

コックピットのスイッチボックス&カラー液晶パネルで簡単に操作。
ゆう優モンロー

植付部を常に水平制御するので植付けが安定します。
いつでも収納マーカ

モータ駆動により、マーカの「出・収納」操作がポンパレバーひとつでカンタンに付えます。
LEDランプ表示マスコット

3色のLEDランプ表示により、前を向いたまま田植機の状態が確認できるので、オペレータはハントル作に来中できます。
苗載台一条簡単折りたたみ

格納時に、左側一条がカンタンに折り畳めます。
まくら地 1回まわり植え

枕地を1回で仕上げることができるので、作業効率が向上します。
ヘッドライトお知らせ機能

ヘッドライトで、資材(苗、肥料、薬剤(除草剤のみ))切れしているか否かを補助者に伝達できます。
疎植対応ロータリ
4パターンの植付軌跡採用で密植から疎植まで高速でもきれいな植付けを実現します。
植付けイメージ

80・70・60株(14・16・18cm)

50株(21cm)

45株(24cm)

37株(30cm)

高速疎対応

植付専用のHSTを採用することで、車速牽制(20%減速)が不要になりました。疎植植え(株数:50株・45株・37株)も最高速で行えます。
横送り切換レバー

レバー1本で簡単に切換えられます。30回も標準(18・20・26・30の4段)なので密播にも対応できます。
新苗取出ロガイド・苗ガイド
精度の高い苗取り、植付けを実現します。

①新苗取出口ガイド
従来よりエッジを鋭く利かせ、剛性を上げたので切れ味の良い苗取りを実現します。
②苗ガイド
かき取った苗を3点で包み込むようにやさしく送り出します。
10aお知らせ機能

作業面積が 10aに達すると、液晶パネルの表示とブザーでお知らせします。苗や肥料の使用を 10a毎に確認できるので、残りの作業計画が立てやすくなります。
端寄せ機能

マルチスイッチと主変速レバーの操作だけで植付部を最端(左)に寄せられます。作業開始時や苗載台折りたたみ時(NW80S)に便利です。操作手順は液晶パネルに日本語表示するのでわかりやすく安心です。